韓流のことイロイロ

韓国語、韓国のエンタメ、サブカルチャーなどを紹介するブログです。

KPOPアイドルの歴史を調べてみました。

始めに

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BTSを筆頭として世界中に人気を集めているKPOPアイドル!

特にBTSアメリカでの人気はイギリスからあのビートルズ来た時と同じくらいのインパクトともいわれています。

日本にもBTSはもちろん日本人メンバがいるTWICE以外にも数々のKPOPアイドルが日本に進出しています。

アイドルといっても日本のアイドル概念とは少し違って、

どっちかというとボーイズグループ、ガールズグループに近いですね。

今回はKPOPアイドルがここまで出来上がる過程を調べてみました。

興味深いと思ったら最後までよろしくお願いします。

それではLET'S GO!

 

1世帯アイドルの誕生背景

1990年の序盤までの韓国の音楽市場は大人の好みの音楽がほとんどでJPOPスタイルの音楽が主流でした。

10代から20代の若者に受けるような新鮮な音楽が少なかった時代にあるスーパースタが登場します。

https://t1.daumcdn.net/cfile/tistory/993D184D5C63CD7D22

ソテジワアイドル”、日本語に訳すと”ソテジと少年達”くらいになります。(ちなみに右の人がBIGBANGで有名なYGエンターテインメントの社長です)

彼らばアメリカで流行ったHIPHOPやロックを取り入れて今まで韓国にない新鮮な音楽スタイルやらファッションなどで大ブレイクしました。

当時の人気がどれくらいかというと

彼らの音楽やファッションは文化そのものになったためメディアは彼らを”文化大統領”でした。

音楽市場での10-20代のパイが大きく成長されることになります。

彼らは自分たちで作詞作曲、振り付け、プロデュースまでこなせる万能でしたので現在のBTSの源流ともいえるでしょう。

しかし彼らは1996年に4年間の短い活動を最後に突然引退を宣言してしまいます。

当時のインパクトはすごくてエンタメ系のニュースだけではなく普通のニュース番組にまで報道されるくらいでした。

若者はまたスーパースタを求めることになったのです。

 

1世帯アイドル

https://t1.daumcdn.net/cfile/tistory/216F654057AC9BB904

左はH.O.T(エイチオティ)、右はジェックスキス

ソテジワアイドルが引退して空いていた若者の市場で現れた1世帯アイドルの2チームです。

お互いはライバルとして人気を集めて一部のメンバは今にも現役にバラエティー番組などで活躍しています。

ここから1世帯アイドルと分けられる理由はここから現在のKPOPアイドルシステムが出来上がったといわれているからです。

ちなみにKPOPアイドルの特徴はみんな各自の担当(歌、ラップ、ダンスなど)があってみんな少しずつでも曲の中に声を出していて、何より一番の特徴であるシンクロダンがこの時期に成立されました。

この2チームを中心に若者の好みのグループがたくさん登場して音楽市場は徐々に10-20代を中心に動くようになりました。

 

2世帯アイドル

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日本での1世帯韓流アイドルともいえる東方神起(トウホウシンキ)です。

彼らはダンスとルックスはもちろん今までなかった5人全員ボーカルでアカペラができるほどの歌唱力までそろえた大物新人として韓国でのデビュー当時から大きく注目を浴びていました。もちろんデビューしてからの人気も高かったです。

2世帯アイドルの区切り基準は海外の進出です。

彼らは韓国での人気をもとに安定した活動よりも海外進出に挑んでいました。

当時の日本はあの”ヨン様”の冬のソナタの大ヒットで韓流のブームはあったのですが、中年を中心にドラマに出ていた俳優への関心や韓国の観光やグルメが少し流行ったくらいで、

音楽市場はほとんど知られてない未知の世界でした。

こんな状況で東方神起は実力で徐々に人気を集め始めてKPOPアイドルを媒体とした第2次韓流ブームを巻き起こしました。

ちなみに彼らの前にもBOAが進出していましたが、彼女は日本のアーティストとして認識している人が多いです。

東方神起の勢いを筆頭にBIGBANG少女時代、KARAなどのグループが波に乗って日本で人気を集めました。

東方神起は二人体制になった今でもドームツアーをするほどのファンがまだ残っています。

ちなみにKPOPアイドルの高いパフォーマンスの元である練習生制度と長く厳しいトレーニングシステムはここでほぼ成立されました。

 

3世帯アイドル

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今日本で一番人気を集めているTWICE(トワイス)です。(写真がどんどん大きくなると思ったら気のせいです^^)

2世帯アイドルの海外での成果に注目してこの世帯のアイドルは企画の段階から海外進出を意識してメンバの構成から音楽スタイルまでもグローバルになりました。

TWICEは最初から外国人メンバが半数近く所属していました。

インターネットの発達でYouTubeSNSを積極的に使ってよりグローバルな戦略で進めています。

YouTubeの24時間最多の回覧数はBTSBLACKPINKが1位2位を争っています。

YouTubeの世界的な影響力を考えるとすごいことですね。

人気の高いKPOPアイドルのミュージックビデオは基本億単位の回覧数を誇っているし、しかも1曲だけではなく発表しているミュージックビデオはほぼすべてが億単位なのです!

1世帯アイドルから少しずつシェアを広げてきた若者を中心としたアイドルは今は完全に10-20代を中心に回っているといってもいいくらいです。

今はKPOPといえば自然にKPOPアイドルのこと示すようになりました。

 

最後に

こうやってKPOPアイドルは成長してきました。

いかがだったでしょうか。

KPOPの勢いは当分続くと思います。 

 

BTSグラミー賞の授賞式の様子です。