韓国で大ブレイクした日本漫画#1
井上雄彦作、1990年代に少年ジャンプジャンプで連載されていた伝説のヒット漫画です。
日本でもかなり人気があって有名な漫画なので特に説明はいらないと思います。
日本語名をそのまま使うのはNG?
韓国でこの漫画が紹介されていた90年代にはまだ日本の漫画やアニメなどが正式に開放される前だったため、
日本の地名や人名などをそのまま使ってはいけない法律があった時代です。
例えば主人公である桜木花道はカンベッコ(ベッコは白虎の意味があります)
女性に人気が高い流川楓はソテウン
男性に人気が高い三井寿はジョンデマン
など、
舞台である神奈川県や高校の名前まですべて韓国っぽくローカルライジングされていました。
当時の子供には本当に韓国の作品だと間違われるほどにネーミングセンスが抜群で2000年以降に正式発売版が発売されてもローカルライジング版の名前をそのまま使うほどでした。
(無理やり名前を変えたせいでおかしくなるのが普通です。)
漫画以上の影響力
韓国でこの漫画の人気がどれくらい人気があったというと、
ただ漫画が人気だったことを超えて漫画の素材であるバスケ自体のブームにまでつながっていました。
漫画を全く読んでない人もスラムダンクの題名くらいは知っている人が多かったし、漫画を知らない人でも作品の中で出てくる名セリフや名シーンは一度目にしたことがあるくらいです。
この漫画のヒットをきっかけにバスケを素材とした”最後の勝負”というドラマが大ヒットし、大学のバスケチームが人気を得て一気にメジャースポーツにのし上がりました。
単なる漫画以上の影響力があるとのことです。
どれくらい売られたか?
販売部数はある伝説の漫画の続きに歴代2位(約600万部)です。
ちなみに1位の漫画は約2000万部です。(皆さんは何の作品か予測していると思います)
人気が絶好の時は漫画だけではなく”スラムダンクでわかるリーダシップ”などの関連書籍もベストセラに名を挙げているくらいでした。
人気の理由は?
この漫画の人気要因は日本とあんまり変わらないと思いますが、
特によかったところを挙げると、
登場人物の魅力だと思います。
5対5でやるスポーツ漫画の特徴上たくさんの人物が登場しますが、
みんな自分のストーリを持っていて真剣にバスケに向き合っているところはどのキャラも魅力的でスポーツ漫画で表現できる感動の数々をよく描いていたと思います。
漫画を読むことによって現実上でも教訓が得られるいい作品だと思います。
最後に
連載が終わって20年以上経っている作品が今でも読み続け、振り返られているのはやはりいい作品は時代も国境も超えることでしょう。
漫画本を持っている方は久しぶりに読んでみるのはいかかでしょうか。
90年代に時間旅行ができるかもしれません^^
TVアニメ版の韓国語バージョンです。